皆さま、こんにちは。
ウィルス感染のニュースも怖いですが、
世の中が不安やパニックな行動で不安定になっていることも恐ろしいですね。
心落ち着けてお伝えするのに時間がかかりました。
「お勢、断行」の舞台をチケットを買って楽しみにして下さっていた方々には本当に申し訳ありません。
私も観て頂くことが出来ず本当に残念、無念であります。
中止が決まったのは26日の夜。
その日私は舞台でのリハーサルを終えて帰宅しましたが、政府の要請の出た中、恐れていたことが現実となるのが怖くて、こんなときの一番の精神安定方法、「みじん切り」を猛烈な勢いで始めました。
たまねぎ、にんじん、しいたけ、トマト、美しく微塵となった野菜をひたすらじっくり炒める。炒める。
ひき肉にクミンを加えてバターで炒める。
煮込みスパイスを加えて煮込み、最後にカレーを加えてさらに煮込んでいると、、
マネージャーから電話が、、
全行程中止とのこと。
やはり、ダメだったか。
無念。
そして、私の執念のキーマカレーは美味しく仕上がっているのでした。
何かを作るという行為は執念です。取り憑かれたように夢中で素材をひとつひとつ丁寧に扱って、味を引き出し、煮込んで馴染ませ、じっくり、味が喧嘩しないようにスパイスを加えて美味しいものを作る。
中止決定後もゲネプロは、やろう!というスタッフ陣の心意気で27日は夕方のゲネプロ開始までさらに修正箇所をチェックして細かく稽古をしました。
「何のために???」という気持ちは去来しますが
その変な感じが未体験の不思議な時間でした。
言葉の隅々まで美しい脚本、セット、照明、映像、音楽、各セクションが倉持さんの世界を表現するために
修正に修正を重ねて迎えたゲネプロはスタッフ、そして俳優たちも、幻の作品「お勢、断行」を世に出せなかった悔しさなのか、いや違うな、ただそこに本気で集中したい、思い切り楽しもう!という気持ち、執念が漂ってました。
素敵な作品、チームに出会えて本当に感謝。
またいつか、
世に出て欲しい作品です。
そして、今回何よりも倉持さんの素材として生きた時間は私にとって何にも替えがたい時間。興奮、緊張、日々トライする芝居の楽しさを味わえました。
感謝。
大阪でのイベントも皆様にお会いするのを楽しみにしていたのですが、本当に残念です。
予定を空けて待っていて下さった方々、ごめんなさい。
また早く安心して集まれる日が早く来ますように。
それまでたくましく、冷静に生きましょう。
皆様、くれぐれもお身体ご自愛くださいませ。
ゆうひ

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