FROM YUHI
2023年9月22日
2023年9月22日
『銀河鉄道の父』千秋楽から一週間たちました。
真夏、炎天下のもと稽古場に通って汗と涙と笑いの日々がもはや懐かしい…と思うのは急速に秋の気配を感じるようになったからですかね。
自由劇場にいらして下さったみなさま、本当にありがとうございました。
初めての劇場でしたが、趣きのある良い空間でした。プレハブなのはご愛嬌。雷雨の中の公演が一回ありましたが、それはそれは外の音が良く聞こえてイイ効果音でした。
なぜか毎回すばらしいタイミングでドドーン!!と来るので、ホントに効果音だと思った人も多かったみたい。
私的には賢治の最期、「どうぞ、どうぞ母としての努めをさせてくなんしぇ」で頭を下げた途端にドッドーン!!!。ラスト的場さんが「オメの父ということでええな?」ドドドーン!!!!に痺れましたとさ。
ラスト賢治とおどさの別れのときにザーッと雨が強くなり涙雨?(そんな湿った作品ではないけどね)
こういうのってケミストリー感じる。作品を心をこめてやっているとこういう不思議なことは多々あります。(でも観てくださった方は足元の悪いなか駅から歩いて来るのは大変でしたよね?ありがたいことです。ほんと。)
さてさて、
今回の座組、家族的あったかい空気でした。
家族の話だもんね。
賢い可愛い娘のトシ、駒井蓮ちゃん
初演以来仲良ししてもらってる鍋さん、こと田鍋謙一郎さん、
初演のトシ、美少女絢音も来てくれて
楽しくやっておりました。
同じ事務所で初共演のしゅはまさんの魅力もいっぱい知れました。息子達ゆーた、たくまもおんもしろいし、桑田亜希さんの人柄はじわじわくる魅力、
そして的場さんは言うまでもなく真っ直ぐで信頼出来る、漢気なのに甘いモノ大好きでチャーミングな
おどさ。
演出の青木豪さんはニコニコしながら毒を吐くので私のハート鷲掴み。作品の細部まで見逃さない執念、天才賢治を理解して描けるのは才能溢れる人のみだなと。
稽古、本番中スキマ時間みつけては夢中になってみんなで遊んだゲーム
ワードスナイパー。他けん玉、ヨーヨー、あやとりetc…
いい夏休み合宿でした。(あれ?)
すんごく心も身体も疲労困憊になる公演だったけど遊んで乗り切れた自分を褒めたい。
しばし冬眠する熊くらい休みたい気持ち。
私は熊でないので冬眠するわけにはいかないけど、これから待っているいろいろなものに備えて、心と身体、エネチャージします。
今年はまだちょこちょこ会えますね。
まずは横浜ライブ、心臓バッコバッコ(まだ若干盛岡弁…)して心配になるくらい好きな曲、また出会いましたのでぜひ聴きに来てくださいね。
ではまた。
FROM YUHI
2023年8月30日
2023年8月30日
残暑お見舞い申し上げます。
酷暑、みなさま如何お過ごしでしたか?
今年はまだまだ暑さが続く、とニュースで聞いてうんざりしてますが蝉の声が聞こえなくなって今日は蜻蛉がたくさん飛んでいて秋の匂いがするような…
少し前、東京はだいぶ前になってしまいましたが『オイディプス王』いらして下さった皆さま、ありがとうございました。なんやかんやとあり、とても忙しい夏を過ごしていてやっとメッセージ書けました。
いまは『銀河鉄道の父』の稽古の日々で、毎日ヘトヘトになっています。
稽古や公演で何かを出し切ってしまうとなかなか文章が書けません。
なので、とても空疎な文で申し訳ないですが、我慢してお付き合いください笑
今年の夏は体力勝負。がテーマでした。
私生活、仕事とでバタバタといつも移動していて(私は基本必要なときだけ狩りをして後は寝ている寅年女なのですが)否が応でも動くことで、基本体力?が上がってる感じ。
昔、ハードなダンスシーンの振り付けで最初は一曲踊りきるのにヘロヘロだけど3日くらい極限まで稽古で踊り続けるとあるときフッと楽になる。
あの感じ、思い出しました。
たまには追い込まないと人間ダメだなぁ。
というのが最近の教訓。
写真は質屋の夫婦。宮沢家のおどさとおがさ。
的場浩司さんは私が中学生の頃、コワモテのカッコいいお兄さん、と思っていた方。
ご一緒してみると優しくて心が広くて、芝居をこよなく愛する、見た目だけじゃなく本気の男前でした。
芝居中以外は2人とも質屋に見えないと評判笑
任侠ものを2人で!という声があるとかないとか…
自分的には前回演じたときよりも母の心が強くなり、愛するものたちがいることは幸せでもあり辛いこともあり。通しが終わると心身共に抜け殻です。
観に来てくださる誰かのお父さんお母さん、誰かの子供、それぞれの心に届け!
FROM YUHI
2023年6月24日
2023年6月24日
22日は誕生日。
ファンクラブの皆さまからのプレゼントが届きました。
ありがとうございます!!
今年はずっと欲しかったル・クルーゼのお鍋。
嬉しいです。
何を作ろうか、ホクホクしてます。
我が家は鍋類が紺色なので、綺麗なマリンブルーが映えます。
キッチンを綺麗にしないと!
いくつになっても誕生日は楽しいですね。
いつも心身ともに軽やかに、とはいかないけれどなるべくそうありたい…くらいでちょうどいい。
生きてる、という感覚が歳を重ねるごとに濃くなってる気がしてます。
まずは美味しいものを煮込みますね。
ありがとうございました。
ゆうひ
※毎年、ゆうひさんのお誕生日はイベントでお祝いしておりましたが、今年は、お稽古中の為、この時期のイベントの開催が出来なかった為、5月のイベントの際に、ゆうひさんが今欲しい物は、とお話されていたル・クルーゼのお鍋を、皆さんからのバースデープレゼントとして贈らせていただきました。
FROM YUHI
2023年4月11日
2023年4月11日
ご無沙汰してしまいました!
すみません!
みなさま、如何お過ごしですか。
新年から『アンナ・カレーニナ』、異国で生きていて気がつけばもう4月。
恐ろしい…
浦島太郎の気持ちです…
その間にタンゴコンサートもあったなんて、
これはもう三年前くらい過去に感じる。
なんかもう時空とか、ぶっ飛んで生きてますね。
先日の同期ディナーショーでやっと現世帰ってきました。
改めて
みなさま、お久しぶりです。
いえ、お会いはしていました。
公演、コンサート、ディナーショーと沢山のご来場と応援ありがとうございました。
私のエネルギー源のみなさまのおかげで無事全て終えることが出来ました。
でもね
やっぱりお久しぶりなんです。
わからないですよね…私もうまく説明出来ないけど、
なんとなく汲み取ってください。大空組なら笑
公演の感想など少し。
創作過程は本当に大変でしたが、とても良い座組でこの大作に挑めたことは素晴らしい経験。
顔合わせの日にドリーがこの作品の核を担ってる、僕の一番好きなキャラクターなんだ!と演出のフィリップに言われ…
フィリップのドリー愛に応えたい、からスタートした役。
忘れられない役のひとつになりました。
女性の叫びは今も昔もほとんど変わっていないですね。何を選ぶか選択肢は増えましたが、トルストイのメッセージが現代の私達の心に生々しく響くことが驚きでした。
退団後再出発の舞台だったシアターコクーンに、再び呼んでいただいたことも嬉しかった。
ちょうど10年振りでした。
一周目が終わったのかな。
昨年30周年も迎えて、ここからまた次の一歩。
何が待ってるのかわからないから人生って面白い。
同期ディナーショーのお話しもまたしますね。
来月は大阪ライブもイベントもあって、すごく近くに皆さんを感じられるのが楽しみです。
新年度、みなさまが心身ともに健やかに、軽やかに過ごせますように。
では
まったねー
愛すべきスティーバから!
FROM YUHI
2022年11月19日
2022年11月19日
皆さま、こんにちは、こんばんは。
いかがお過ごしでしょうか。
ワタクシはと言うと、
コットンクラブでのライブから一週間、比喩的な意味でなく「ぶっ倒れ」ておりました。
充実した、本気の「ぶっ倒れ」です。
久しぶりに体調を崩して寝込みました。
ここ2年は風邪すらひいてはいけない、万が一、熱でも出したら公演が止まるというプレッシャーをずっと抱えていて神経の方がキツかったので、心も身体も完全に安息モードに入って、少し早めの冬眠です。
これはライブの疲れというより、今年一年、常に本番控えた、あるいは本番の緊張感の中に身を置き続けていた緊張の糸がふわっと、解けたもののように感じてます。
それくらい今年は充実していました。
え?振り返るのまだ早い?
私はすでに年末モードですー。
まだまだお忙しい方々すみません!
お先に年末行かせてください笑
前置き長過ぎた!
改めまして、コットンライブにいらして下さった皆様、そして行きたかったよーと心にとめてくださった皆様、本当にありがとうございました。
私にとっては今年の歌納め。
年内にどうしても歌いたくてLIVEを開催しようと思いたち、動き始めたら沢山の方が助けてくださり、イケる!と思ったのにライブハウスとのスケジュールが合わず、もはやこれまでか…と思った時に
「会場に2日間だけ空きが出ました!ライブやりませんか?」と一本の電話。
ミラクル起きました。
コットンクラブ様、神様、ありがとうございます!
ピアノとのデュオでのライブは初めてでしたが、小泉たかしさんの強靭なサポートで幅広いアレンジにのせてお届けすることが出来たと思います。
自分の歌いたい世界も年齢と共にクリアになったり、変化したりするけど、仲良くなれる曲は一回聴いたときにビビビッときます。
このビビビッが一番大切なのかもしれません。
曲との出逢い、収穫多き一年でした。
このビビビッが歌声を通じて、みんなに伝わっていますように。
FROM YUHI
2022年10月14日
2022年10月14日
ご無沙汰してしまいまして。
サウンドシアター、ピアソラトリビュートからの即羽世保に飛んでおります。
なんかもう今年も終わってしまいそうで、あまりの時の流れの速さに恐怖すら感じてます。それだけ、良く言うと充実してた(馬車馬のようにはたらいた)期間ということにしましょう。
サウンドシアターもピアソラも音楽の中に身を置くことは、私にとって必要不可欠な時間でとても幸せでした。TSUKEMENの3人は相変わらず絶妙なバランスで調和する三角形で楽曲の美しさだけではない、なんとも言えない色気がありますね。あのエネルギーのトルネードに乗って上昇するか飲み込まれるかは難しいサーフィンのようで(やったことないけど)癖になる刺激。
タンゴは、言葉の通じないオルケスタとのセッション、これはなかなか出来ない体験。リハーサルからワクワクでした。音楽だから出来ることだなと。
個人的には2日にご覧になったアルゼンチン大使から
タンゴに向いている深みのある声で素晴らしかったと後からわざわざ伝言を頂き(ハント大使は任期を終えられてつい先日アルゼンチンに帰国、お礼が言いたかった!)ガッツポーズ。
よっしゃー!
グラシアス、グラシアス!(相変わらず語彙無さすぎ)
大使っ。褒められて伸びるタイプです。褒めて褒めてもっと褒めて〜。
さて次は明治座。
タップダンサー達は休憩中もリズムで会話してメチャクチャ楽しそう。
私もがんばらんと。
やるばい!
みなさま、浜町でお待ちしてます。
急に寒くなったので体調にはお気をつけて。
ゆうひ
FROM YUHI
2022年8月12日
2022年8月12日
今日は涼しいな!と思ったら31°でした。
31°を涼しいと思う日が来るとはね。
昨日はイベント、対面ではなんと三年振りの開催。
集まってくださった皆様、そして配信でこれから観てくださる方もご参加ありがとうございました。
超久しぶりのご対面でしたが、不思議と「しょっちゅう会ってたよねー」くらいの感覚で安心安定の空気感を出して頂き、やはり付き合いの長さが半端ないなぁなどと感慨に耽っています。
素敵なプレゼントも、ありがとうございました。
ずっと欲しかった白のバッグ。大切に長ーく使うつもりです。
沢山の質問頂きましたが、あっと言う間の1時間半でぜんぜん喋り足りなかった!まだまだ話したかった!
ので
質問コーナーの補足。
昨日お話しした好きな女優さん、ヘレン・ミレン。『キャロル』に出ていたかもとお話ししましたが、私の勘違いでキャロルの友人役はサラ・ポールソンでした。彼女も素敵な女優さんで『オーシャンズ8』では抑えの効いた素敵な存在感を出しています。
もう1人、少し前に観た映画『メモリア』(この映画は凄かった。)のティルダ・スウィントンも素晴らしかった。
そしてハマっているものは、けん玉ともう一つ、野鳥ウォッチング。
散歩しながら、移動中に、みかけた野鳥がことごとく気になります。野鳥と地域猫探しは趣味。
暑さ対処法は
99%UVカット、本気の日傘。
楽しい時間をありがとうございました。
またゆっくりお会い出来る日を楽しみにしています。
配信もお楽しみくださいね。
ではでは
FROM YUHI
2022年7月26日
2022年7月26日
本日、東京は湿度100%だそうです。100%?? ほぼ水?すべて水?100%って水中じゃない? ということで水中からメッセージをお送りします。
『お月様へようこそ』いよいよ始まります。
2時間の中に宝石のように短編が詰まっています。俳優達みんなキラキラしてます。シャンリィの純粋な心の光や影、愛や孤独がヒリヒリしてます。
パルテノン多摩大通りはとても気持ちのいいところまです。途中で左に曲がると子供の頃誰もが持っていたあのキャラクター達のメルヘンの世界があります。まっすぐ進んでください。大階段!?と思ったあなたは紛れもなく大空組でしょう。
パルテノン神殿ですよ。風味。
正面でお待ちしてます。
無事初日、そして四日間の公演が出来ますように!
ラッキー待ち受け
湿度100%に対抗して。
いつかの誕生日を祝ってもらった日の写真。
FROM YUHI
2022年7月1日
2022年7月1日
梅雨が明けた途端の猛暑、皆様バテていませんか?
『お勢、断行』から休む間もなく『お月さまへようこそ』の稽古に突入し、あまりにも世界が違うのでチャンネルを変えるのに一山ありましたが、今はぐんぐん石丸さちこさんの熱い稽古に没入しています。
そんな中、うっかり忘れていた宝塚退団記念日。(危うく通り過ぎるところを蓮水ゆうやがLINEをくれて気づいた!)
今年は10周年でした。
節目…なのでしょうか?
普段の私なら、やたらと節目などとこだわるのはあまり性に合わないので口にしませんが、今回は不思議と色々な作品との巡り合わせの中でフッと楽になることもあり、やはり10年という時間の作用を感じています。
人との出会いや作品との出会いはいつも予測のつかないものですが確実に何かの縁があって、その先の自分に繋がるのだなぁと。
そして退団してからも魂は変わらずとはいえ、宝塚とは違う場所で生きる私を応援してくださっているファンの皆様には本当に、こんな有り難いことってある⁈と常に叫びたいほど感謝しています。
ありがとうーーーーーー‼︎
伝えたいこと、語りたいことは山ほどありますが、今年は久しぶりに対面のイベントが出来るので、そのときまでとっておきます。
やっっっっと会えます!
本気で楽しみにしておりますよ!
明日も稽古なのでこの辺りで。
皆様、水分補給を忘れずに、夏を元気に過ごせますように。
あ!イベントの前にパルテノン多摩もお待ちしています。
短編集の難しさ、面白さと格闘中。
おやすみなさい。
FROM FAN CLUB
2022年5月9日
30th ANNIVERSARY DINNER SHOW 「SEIZE THE DAY」
宝塚音楽学校の合格発表のニュースが流れ、花のみちの桜が美しく咲いた春、4月。30年前ここ宝塚で初舞台を踏んだ78期生の同期3人が、新しく生まれ変わった宝塚ホテルに再び舞い降りた3日間。
音楽監督は、吉田優子先生。スクラッチの皆様の安心感のある演奏でショーがスタートします。黒のスーツでステージ上に3人が登場。まずはショーメドレーから始まります。あさこさんの「ファンシーダンス」ゆうひさん「ナイスガイ」かしげさん「コパカバーナ」そして3人で「タカラヅカ絢爛」よりカリビアンナイトを。(コーラスの方がいないので、それぞれの曲のコーラス部分を歌っていない2人がされるのですが、ナイスガイのコーラス部分をかしげさんと、あさこさんがされていたのが何とも新鮮~)
続くデュエットコーナーでは、あさこさんと「あかねさす紫の花」、かしげさんと「仮面のロマネスク」あなたがいるから、「エリザベート」よりママは僕の鏡だからを、かしげさん&ゆうひさんのWルドルフであさこさんエリザベートママに猛アピール。MCを挟んで初舞台公演の「この恋は雲の果てまで」と宝塚スペシャルで歌ったという「ディガ・ディガ・ドゥ」を3人で。この「ディガ・ディガ・ドゥ」は振り付けの千田先生から、毎回違う間奏部分の振り付け画像が開演1時間前に送られて来て、それを覚えて踊るという事になっていました。ゆうひさん、毎回なかなか優秀でした!そしてゆうひさんの相手役の野々すみ花さんのアナウンスで衣装替え。「THE LAST PARTY」からLifeをソロで熱唱。あっという間に最後の曲となり3人で今回唯一の宝塚以外の曲、さだまさしさんの「奇跡」を。アンコールでは「Forever TAKARAZUKA」を歌って終演となりました。
毎公演MCでは、思い出した話などがアップデートされていき、3日の最終公演は終わらないんじゃないかと思うほどでした(笑)。コロナ禍という事もあり、ご観劇いただけなかった方もいらっしゃったのは残念でしたが、お三方の30周年をお祝いすると共に、懐かしさと愛情のいっぱい詰まった3日間でした。公演初日、お誕生日を迎えられたあさこさんが、皆で一緒に年をとりましょう!とおっしゃられてましたが、また、このような時間を皆様と共に持つことが出来れば良いですね。今回残念ながら、お越しいただけなかった方も、その時には、是非いらしてください。